プッシュスライス(右に出て、更に右に曲がる)の原因と直し方/ゴルフ
2016/04/03
プッシュスライスは、ヘッド軌道とフェース面の2つの問題点が合わさったボールです。
コースであれば、間違いなくOBになるボールです。
では、問題点を1つずつ説明していきたいと思います。
ちなみに、プッシュスライスとは、どういう球筋かご存知ですか?
まず、インパクトと同時にターゲット方向より、右側に飛んでいきます。
そして、その先のほうで、右に曲がっていくボールのことです。
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この記事の目次
プッシュスライスのヘッド軌道は?
プッシュスライスのヘッド軌道は、インサイドアウトです。
テークバックでクラブヘッドが極端にインサイドに上がり、
ダウンスイングもそのまま、極端にインサイドから入ってくる軌道です。
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なぜ、インサイドアウトのヘッド軌道になるのか?
・テークバックで体が回りすぎている。
ボディーターンを主体としたスイングをしている人に多い軌道です。
ボディーターンをする方は、腰、胸、肩を回します。
これだけいろんな所を回せば、クラブは背中側にいってしまいます。
・スライスを恐れるあまり、インサイドから入れてフェースターンで打とうとしている。
一般的なスライスの原因の1つに、アウトサイドインのヘッド軌道というのがあります。
アウトサイドインのヘッド軌道というのは、体の回転が少なすぎることが原因であると言われています。
よって、体の回転を多くして打とうとします。
しかし、体が回りすぎた場合に、それをフェースターンで補おうとします。
フェースターンのタイミングが遅れた場合は、プッシュスライスとなります。
プッシュスライスのフェースの向きは?
プッシュスライスのフェースの向きは、上を向いています。
インパクトの際は、フェースが上を向いた状態で、ボールの下側を擦るようにあたり、回転がかかります。
なぜ、フェース面は上を向くのか?
・フェースターンが間に合っていない。
フェースターンが間に合わない理由は、極端にインサイドからヘッドが入ってきているからです。
インサイドからヘッドが入ってきているということは、それだけフェースを大きく返さなければならなくなります。
・クラブが寝ることで、フェースが上を向く
ボディーターン主体でスイングしているということは、基本は横振りです。
横振りということは、クラブヘッドが低い位置にきます。
クラブヘッドが低い位置にあるということは、この時点でフェースが上を向いていることになります。
プッシュスライスの直し方は?
まずは、ボディーターンをせずに、バックスイングでクラブヘッドをターゲット後方に真っすぐ上げることです。
そのために、アドレスはハンドレイトにしてください。
それだけで、極端なインサイドアウト軌道はなくなります。
次に、ダウンスイングではフェースターンをせず、そのまま真っすぐ下ろしてきてください。
イメージとしては、ボールをフェースの上に乗せて、運んでいく感じです。
このときに気をつけるのは、グリップが先行するような動きはせずに、ヘッドをしっかり下ろしてきてください。
最後に、インパクトはシャフトの逆しなり(しなり戻り)を使ってください。
そうすれば、フェースターンをしなくても、強いボールが飛んでいきます。
↑シャフトの逆しなりがわからない方は、こちらを読んでください。
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